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IETが「大連IT産業日中連携2018懇談会」に出席しました

2018年10月、IETが東京・六本木で行われた「大連IT産業日中連携2018懇談会」に出席しました。日中両国のIT関係者たちが日本と中国、日本と大連のITビジネス連携について、多岐に亘る意見を交わしました。

近年、中国のFintechやデジタル産業の発展が著しく、世界中から注目を浴びています。一方、急成長した中の諸課題も現れられ、レガシー産業へ変化を促す刺激をしながら、いかに融合してともに成長していくのは今後に新たに考えなければいけません。

また、この20年にわたって日本と大連のIT協業が進められ、成功したモデルと言えますが。今後、日本IT人材不足や大連人件費増、日本企業の中国ビジネス参画などの背景のした、双方の企業経営者の知恵が問われる時代です。IT協業2.0の時代へ進化させてWin-Winの国際連携を存続させていくのは今後の大きな宿題でしょう。大連市は日本から近く、食文化・商習慣が日本と共通点多く、日本の文化を良く馴染んである海の町です。日本語人材の数は中国ほかの都市に比べて圧倒的に大勢います。

大連は1998年ごろから、日本向けITサービスの開拓者・推進者として注目されています。近年、人件費増に伴い、コストメリットが以前より薄めていますが、大連のIT技術者たちの日本語力とITスキル力は東南アジアより高く評価され、東南アジアより少し高い人件費になっても、その協業の価値が十分存続していけると考えられています。

大連から飛行機で福岡へ1時間、東京へ2時間半の日本と近い位置にあり、日本の広島、大阪、仙台、東京、福岡、名古屋、富山、岡山、札幌などの各地と直行便があり、アクセルの利便性も一つの強みです。

大連市の概要:http://www.ietech.co.jp/dl/dlinfo.php